リビングと外をつなぐ、ふたつのパノラマ窓。
庭と空につながる、のびやかな暮らし。
市街地と田園地域の境に位置する、ゆとりある敷地の住宅。
建物と駐車場のほか、広々とした庭をとることができ、周辺にも、のびのびとした家が建っている環境です。
お客様のご要望は、30畳以上の広々としたリビング。
さらに、趣味であるアウトドアやガーデニング、DIYを楽しめる庭とテラスのある暮らしでした。
庭に面するリビングの一面を窓とし、ワイドパノラマに庭とつながる関係をつくりました。
窓を開け放てば、リビング・テラス・庭が一体となり、内外がゆるやかにつながる大空間が生まれます。
視線が庭へと抜けることで、室内はさらに広がりを感じられる空間に。
また、通りに面した吹き抜け部分にも大きな窓を設け、バーチカルパノラマに空とつながる関係をつくりました。
視線は空へと抜け、吹き抜けの開放感がよりダイナミックに。
夜には、室内の灯りが窓から通りへと漏れ、街並みにやさしい明るさをもたらします。
このように、接する外部環境に応じた窓の取り方を工夫することで、
内と外が互いに影響を与え、環境を取り込む関係を築きました。
30畳のリビングは、庭や空とつながることで、室内空間以上の広がりを持つリビングとなり、
家族みんながのびのびと過ごせる、心地よい暮らしの場となりました。