外部足場がとれ、建物の外観がお披露目になりました。

お客様のこだわりの外壁タイル。
「ただ単純に家の外装がタイル貼」というようにはならないように、
こだわりのタイルが引き立つ工夫を随所に施しています。
※工夫の一例は、前回記事をご覧ください。

今回は、その工夫の一つをご紹介します。

タイルは一枚一枚の焼き上がりに色ムラがあり、独特の風合いがあります。
工業化されているとはいえ、クラフト感の強い材料になります。
そこで、外観色は、その特徴が引き立つモノトーンカラーにしました。
ベース色をホワイトのタイル、アクセント色をブラックの窓や屋根にし、はっきりと色分けしました。

ここで、もうひと工夫。
モノトーンを強調するために、軒裏を屋根と同色のブラックにしています。
白の軒裏が一般的で多いですが、ブラックにすることで、モノトーンの構成をはっきりさせることができ、ホワイトのタイルが引き立つ効果を狙っています。

アクセントの十字窓もばっちり決まってます！！

タイルは、前事務所時代に担当した設計で、たくさん勉強させて頂いたこともあり、思い入れが深いものがあります。