お知らせ

2026.10.28

施工レポート

仮設図書館の作り方③

工事の境界を、まちとの接点に
《今だけの》天童市立図書館ができるまで

通常は仮囲いの内側に隠れてしまう工事現場。今回はあえて仮囲いを設けず、駅ビルを行き交う人々にひらかれた環境で施工を進めました。完成後だけでなく、工事期間も仮設図書館を知り、関心を持ってもらう機会にしたいと考えたためです。

安全に工事範囲を分けながら、閉ざされた印象を与えないよう、バリケードと工事看板をオリジナルでデザイン・製作。「天童市立図書館のメインカラー」と「私たちが得意とする木材」を組み合わせ、駅ビルの中で人の目を引き、図書館の工事を身近に感じてもらうためのアイキャッチとしました。

現場には、仮設図書館の考え方や木組みの特徴、使用期間を終えた後も転用できる仕組みを伝える看板も設置しました。何をつくっているのかだけでなく、なぜこの方法を選び、その先へどうつなげようとしているのか。工事の背景にある考えも、市民と共有するための仕掛けです。

工事現場を隠すのではなく、まちへ伝える場所に変える。市民の関心や期待を少しずつ育みながら、完成前から親しみを感じてもらえる図書館を目指しました。

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